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台湾のASUSTeK Computerが2021年Q3の業績の発表



台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)は2021年第3四半期の業績を発表した。

2021年9月30日に終了した3ヶ月間となる2021年第3四半期の連結売上高は前年同期比9.2%増の1,390億9,300万新台湾ドル(約5,697億5,338万円)、当期純利益は前年同期比7.8%増の113億3,000万新台湾ドル(約464億1,123万円)となった。

業績の発表に伴い事業別の内訳なども簡潔に公表している。

自社ブランド製品の売上高は前年同期比8.8%増の1,300億9,100万新台湾ドル(約5,328億9,345万円)で、全体の93.5%を占めた。

また、自社ブランド製品に関しては製品種別の内訳も公表しており、パソコンが前年同期比変動なしの68%、携帯電話が前年同期比1ポイント減の2%、部品が前年同期比1ポイント増の30%となっている。

そのため、おおよその携帯電話の売上高は前年同期比27.5%減の26億100万新台湾ドル(約106億5,516万円)と推定することができる。

自社ブランド製品は主にASUSおよびゲーミングブランドのROGで展開する製品で、スマートフォンは携帯電話に含まれている。

2021年第3四半期には日本で複数のスマートフォンを発売しており、2021年8月20日にASUS Zenfone 8およびASUS Zenfone 8 Flip、2021年8月31日にROG Phone 5 Ultimate、2021年9月25日にSmartphone for Snapdragon Insidersの販売を開始した。

ASUS Zenfone 8はASUSTeK Computer製では初めてFeliCaに対応したスマートフォンとなった。

ROG Phone 5 UltimateはDigital River JapanがASUS認定独立再販業者として運営する日本向けASUS Storeで供給が可能な数量を超過して注文を受け付けたために超過分の注文を取り消しする事態が発生したほか、受注システムと倉庫側システムの連携の不備に起因する出荷の遅延も発生していた。

Smartphone for Snapdragon InsidersはASUSTeK Computer製のスマートフォンとしては初めて準ミリ波も含めたミリ波(mmWave)の周波数の第5世代移動通信システム(5G)にも対応しており、米国(アメリカ)のQualcommの完全子会社で同国のQualcomm Technologiesと共同で開発した。

なお、日本では完全子会社で日本法人のASUS JAPANが事業を展開している。

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