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韓国のSK Telecomが2021年Q3の業績を発表、5Gは865万件に



韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK Telecomは2021年第3四半期の業績を発表した。

2021年9月30日に終了した3ヶ月間となる2021年第3四半期の連結売上高は前年同期比5.0%増の4兆9,675億韓国ウォン(約4,796億3,658万円)、当期純利益は前年同期比88.0%増の7,365億韓国ウォン(約711億1,270万円)となった。

2021年第3四半期は好業績を記録したが、主要な事業が堅調に成長したほか、関連会社で韓国のSK hynixも好業績に貢献したという。

業績の発表に伴い事業分野別の業績も公表している。

MNO分野の売上高は前年同期比2.9%増の3兆274億韓国ウォン(約2,923億1,037万円)となった。

全体の60.8%とMNO分野が60%以上を占める状況で、業績報告の分野区分を基準としてMNO分野が最大規模の事業分野となっている。

MNO分野は移動体通信事業者として展開する携帯通信事業が中心で、通信領域の主力事業である。

なお、通信領域以外の事業分野はNew ICT領域と総称しており、New ICT領域の事業分野は2021年11月1日を効力発生日として会社分割を実行し、新設した韓国のSK Squareが承継した。

2021年9月30日時点の事業データも公表している。

携帯通信サービスの加入件数の総数は前年同期比0.6%増、前期比0.1%減の3,159万5,000件となった。

加入件数を基準として韓国で最大の移動体通信事業者で、前年同期比では増加したが、前期比では減少した。

契約種別の内訳も公表しており、5Gの加入件数は前年同期比102.9%増の865万件、LTEの加入件数は前年同期比15.4%減の1,964万4,000件である。

総数のうち5Gは27.4%、LTEは62.2%を占めている。

2021年第3四半期中には5Gの加入件数は初めて800万件を上回り、LTEの加入件数は減少に転じてから初めて2,000万件を下回った。

5Gは第5世代移動通信システム(5G)のNR方式、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式、第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式、LTEはLTE方式およびW-CDMA方式を韓国国内で利用できる回線を意味する。

2021年第3四半期の韓国ウォン(KRW)ベースのARPUは前年同期比2.1%増の30,669韓国ウォン(約2,961円)となった。

2021年第4四半期以降は5Gを中心として通信領域の事業分野の成長を加速し、新規事業の開拓も推進する計画である。

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