台湾でSHARP AQUOS zero6 (SH-Z60)を発表、台湾初のミリ波5Gスマホ
- 2021年12月17日
- Android関連
SHARPの台湾法人であるSharp (Taiwan) Electronics (台湾夏普)はNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SHARP AQUOS zero6 (SH-Z60)」を台湾で発表した。
第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンである。
OSにはAndroid 11を採用している。
チップセットは64bitに対応したQualcomm Snapdragon 750G 5G Mobile Platformで、CPUはオクタコアとなる。
ディスプレイは約6.4インチFHD+(1080*2340)有機ELを搭載する。
カメラはリアにメインの約4800万画素CMOSイメージセンサ、超広角カメラの約800万画素CMOSイメージセンサ、光学2倍ズームに対応した望遠カメラの約800万画素CMOSイメージセンサで構成されるトリプルカメラ、フロントに約1260万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はNR (FR1, FDD) n1/n3/n28, NR (FR1, TDD) n78, NR (FR2, TDD) n257, LTE (FDD) B1/B3/B7/B8/B28, LTE (TDD) B38/B41, W-CDMA I/VIII, GSM 850/900/1800/1900に対応する。
5GのNR方式はサブ6GHz帯を中心とするFR1とミリ波(mmWave)を中心とするFR2で定義された周波数に対応しており、台湾の政府機関である国家通訊伝播委員会(National Communications Commission:NCC)の認証ではn257でも通過しているため、台湾でFR2を利用できる。
発売日を基準に台湾で最初のFR2の周波数に対応したスマートフォンとなる。
SIMカードはデュアルSIMで、物理的なNano SIM (4FF)サイズのSIMカードと内蔵式のeSIMに対応している。
Bluetooth 5.1、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、NFCも利用できる。
システムメモリの容量は8GBで、内蔵ストレージの容量は128GBとなる。
電池パックの容量は4010mAhとなっている。
カラーバリエーションは1色展開である。
台湾ではSHARPの取扱店で2021年12月16日に発売しており、台湾の移動体通信事業者(MNO)としてはAsia Pacific Telecom (亞太電信)およびFar EasTone Telecommunications (遠傳電信)が順次発売する。
価格は16,990台湾ドル(約70,000円)に設定されている。
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