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リトアニアのBite Lietuvaが5Gを商用化



リトアニアの移動体通信事業者(MNO)であるBite Lietuvaは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。

2022年10月25日より5Gの提供を開始している。

携帯通信事業も展開しているが、まずは固定通信用途で5Gを提供することになった。

5Gの無線方式はNR方式を採用した。

周波数はサブ6GHz帯(Sub6)の700MHz帯および3.5GHz帯を使用する。

NR Bandは700MHz帯がFR1のn28で、3.5GHz帯がFR1のn78となる。

700MHz帯は2022年9月8日に300万ユーロ(約4億4,226万円)で取得しており、帯域幅は5MHz幅*2である。

取得日から6か月以内に5大都市の少なくとも1都市で5Gを導入、5年以内に面積カバー率を98%以上に拡大、5年以内に80%以上の世帯にデータ通信を30Mbps以上の通信速度で提供、2023年12月31日までに5大都市の全部で5Gを導入、2025年12月31日までに国営幹線道路および幹線鉄道でデータ通信を30Mbps以上の通信速度で提供することなどが700MHz帯の取得の条件に設定されている。

なお、5大都市にはリトアニアの首都・ビリニュス市、カウナス市、クライペダ市、シャウレイ市、パネヴェジース市が含まれる。

3.5GHz帯は2022年8月19日に300万ユーロで取得しており、100MHz幅と広い帯域幅を確保している。

2022年12月31日までに少なくとも1都市で5Gを導入、2024年12月31日までに主要都市で5Gを導入、2030年12月31日までに全部の都市で5Gを導入することなどが3.5GHz帯の取得の条件となっている。

カバレッジを確保に有利な700MHz帯と高速通信を実現できる3.5GHz帯を組み合わせて5Gを整備する。

5Gの基地局を構成する無線アクセスネットワーク(RAN)の通信設備はスウェーデンのEricssonを採用した。

2022年から2028年までEricssonからRANの通信設備を調達することが決定している。

これまでに、リトアニアでは3社が5Gを導入しており、リトアニアで4番目に5Gを商用化したことになる。

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