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楽天グループが2022年通期の業績を発表、モバイルの影響で最終赤字は過去最大



Rakuten Group (楽天グループ)は2022年(2022年12月期)通期の業績を発表した。

2022年12月31日に終了した12か月間となる2022年通期の連結売上高は前年同期比14.6%増の1兆9,278億7,800万円、親会社の所有者に帰属する当期損失は前年同期比178.6%増の3,728億8,400万円となった。

通期ベースで過去最大の最終赤字を記録したことになる。

業績の発表に伴いセグメント別の業績も公表している。

Rakuten Groupの業績報告のセグメント区分はインターネットサービスセグメント、フィンテックセグメント、モバイルセグメントである。

モバイルセグメントの2022年通期の売上高は前年同期比62.0%増の3,686億6,900万円、セグメント損失は前年同期比17.0%増の4,928億3,000万円となった。

基地局の整備などで先行投資が継続中であるため、前年同期比で赤字幅が大きく拡大しており、Rakuten Groupの全体の業績にも影響を与えている。

内部取引などを調整前のセグメントに係る売上高合計のうちモバイルセグメントは17.4%にとどまる。

モバイルセグメントは売上高を基準に最も規模が小さいセグメントであるが、前年同期比で最も成長率が高く、唯一の2桁の成長を記録したセグメントである。

通信料金を無料で提供するキャンペーンの終了に伴い通信料金の支払いを開始した顧客が増加したほか、端末の販売の増加などが貢献したという。

セグメント損失は通期ベースでは前年同期比で増加したが、四半期ベースでは2022年第1四半期をピークに縮小している。

モバイルセグメントでは完全子会社のRakuten Mobile (楽天モバイル)や同社の完全子会社であるRakuten Symphony (楽天シンフォニー)などが主要な会社となる。

2022年通期のモバイルセグメントと関係する会社の連結範囲の変更としてはRakuten Symphonyを設立したほか、米国(アメリカ)のRobin Systemsの株式の追加取得に伴う完全子会社化を行い、両社を連結範囲に含めている。

Rakuten SymphonyはRakuten Mobileから楽天シンフォニー事業を承継しており、グローバルで携帯通信向けプラットフォームおよびソリューションの販売を行う。

Robin Systemsはクラウド製品を展開している。

Rakuten Group

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