サムスン電子ジャパンがGalaxy S23 Ultraのオープンマーケット版を準備か、JATE通過

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韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SM-S918Q」が2023年3月28日付けで一般社団法人 電気通信端末機器審査協会(Japan Approvals Institute for Telecommunications Equipment：JATE)を通じて電気通信事業法に基づく電気通信端末機器の設計認証を通過した。

認証番号はDF23-0049001となっている。

未発表端末の型番であるが、型番規則からGalaxy S23 Ultraの型番のひとつであることが分かる。

Samsung Electronicsの型番規則を適用している。

日本向けのSamsung Electronics製スマートフォンはNTT DOCOMO、KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)、近年は取り扱いがないSoftBank Corp.向けの場合は販売元の移動体通信事業者(MNO)の型番規則に基づく型番が与えられる。

一方、Rakuten Mobile (楽天モバイル)およびオープンマーケット(公開市場)向けの場合はSamsung Electronicsの型番規則に基づく型番を与えており、型番の末尾はRakuten Mobile向けがC、オープンマーケット向けがQとなる。

近年では末尾がQの型番はサウジアラビア(KSA)およびアラブ首長国連邦(UAE)で展開した事例もあるが、それ以外は基本的に日本のオープンマーケット向けとなっている。

日本の認証を取得したことから、日本のオープンマーケット向けのGalaxy S23 Ultraと考えられる。

なお、日本向けのGalaxy S23 UltraとしてはNTT DOCOMO向けのSC-52Dから約2か月半、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone Company向けのSCG20から約1か月半ほど遅くに電気通信事業法に基づく電気通信端末機器の設計認証を通過したことになる。

Samsung Electronicsの日本法人であるSamsung Electronics Japan (サムスン電子ジャパン)は日本向けにオンラインショップを開設した。

過去に認証機関を通過後に製品化を中止した事例もあるため、製品化は確定ではないことに留意しておきたい。

日本のオープンマーケット向けにGalaxy S23 Ultraを製品化する場合は少なくともオンラインショップでは販売すると思われる。

JATE