UAE国有のEtisalat Groupが欧州に参入へ、Yettelなどを子会社化

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アラブ首長国連邦(UAE)のe&として事業を行うEmirates Telecommunications Group Company (Etisalat Group)は欧州(ヨーロッパ)に参入すると発表した。

Emirates Telecommunications Group Company (Etisalat Group)はオランダのPPF Groupが所有する電気通信事業を行う事業会社を子会社化することで電気通信事業を欧州にも拡大するという。

PPF Groupが同社の完全子会社でオランダのPPF Telecom Groupを通じて所有する電気通信事業を行う事業会社の株式の50%と1株を21億5,000万ユーロ(約3,371億5,440万円)で取得して子会社化する予定である。

ブルガリア、ハンガリー、セルビア、スロバキアの電気通信事業を行う事業会社が取得の対象となっている。

電気通信事業には携帯通信事業も含まれている。

チェコの電気通信事業は対象外であることも明確化している。

移動体通信事業者(MNO)としてはブルガリアのYettel Bulgaria、ハンガリーのYettel Hungary、セルビアのYettel、スロバキアのO2 SlovakiaがEmirates Telecommunications Group Company (Etisalat Group)の子会社となる予定である。

なお、2022年12月31日時点でPPF Groupによる持分比率はYettel Bulgaria、Yettel、O2 Slovakiaが100%で完全子会社、Yettel Hungaryが75%となっている。

Emirates Telecommunications Group Company (Etisalat Group)はアラブ首長国連邦の国有の会社である。

同社の株式の60%をアラブ首長国連邦の政府機関であるエミレーツ投資庁(Emirates Investment Authority：EIA)が所有している。

子会社もしくは関連会社を通じてアジア、アラブ首長国連邦を含めた中東、アフリカで携帯通信事業を展開しているが、欧州にも参入することになる。

アジア、中東、アフリカ、欧州で携帯通信事業を拡大する計画である。