総務省が700MHz帯の申請者を発表、楽天モバイルが唯一の申請者に

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications：MIC)は700MHz帯における移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画に係る認定申請の受け付けの結果を発表した。

総務省では2023年8月29日から2023年9月29日までを申請期間として700MHz帯における移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画に係る認定申請を受け付けた。

700MHz帯における移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画に係る認定申請の受け付けの結果を発表しており、1者から申請が行われた。

申請者の名称も発表しており、Rakuten Mobile (楽天モバイル)が唯一の申請者となっている。

総務省では申請の審査を行い、2023年10月23日に総務省の電波監理審議会に開設計画の認定に関して諮問を行う予定である。

申請が1件であるため、Rakuten Mobileの申請が絶対審査基準を完全に満たす場合はRakuten Mobileの開設計画を認定することになる。

開設計画の認定に伴い700MHz帯も割当となる。

対象の周波数および帯域幅は700MHz帯の3MHz幅*2である。

無線方式は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を導入できる。

総務省では3MHz幅*2のLTE方式を狭帯域LTE-Advancedとして制度整備した。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式でも3MHz幅*2の規定に向けて取り組んでいるが、3MHz幅*2は規定していない。

そのため、当面はLTE方式で運用することになる。

LTE方式を導入する場合のバンド番号はBand 28となる。

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