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英国でファーウェイのコアネットワークを使用不可に、1月1日から



英国(イギリス)の通信事業者は中国のHuawei Technologies (華為技術)から調達したコアネットワークの使用が不可となった。

英国政府が2022年10月13日付けで英国の通信事業者に対して発行した法的通知では2027年末までに段階的に第5世代移動通信システム(5G)でHuawei Technologies製の通信設備を撤去するよう規定している。

英国の移動体通信事業者(MNO)も法的通知の対象であるため、法的通知に基づく制限の影響を受ける。

5Gでは新規にHuawei Technologies製の通信設備を設置できない。

2023年1月28日までに重要な場所ではHuawei Technologies製の通信設備を撤去、2023年12月31日までにHuawei Technologies製のコアネットワークを撤去、2027年12月31日までに完全にHuawei Technologies製の通信設備を撤去する必要がある。

そのため、2024年1月1日以降はHuawei Technologies製のコアネットワークを使用できない。

英国の政府機関である通信庁(Office of Communications:Ofcom)は法的通知に基づく義務の履行状況を確認するために通信事業者の施設やシステムを検査する権限を有する。

義務を果たしていない場合は売上高の最大10%、継続的な場合は1日あたり100,000英ポンド(約1,795万円)の罰金を科すことができる。

2024年1月1日以降は無線アクセスネットワーク(RAN)では既存のHuawei Technologies製の通信設備を使用できるが、それも2027年末までには撤去する必要がある。

英国の移動体通信事業者はVodafone、EE、Telefonica UK、Hutchison 3G UKの4社である。

いずれも5GではHuawei Technologies製の通信設備を採用している。

4社とも少なくともRANではHuawei Technologies製の通信設備を導入していることが分かっている。

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