マカオ特別行政区、5Gの加入件数が80万件を突破
- 2024年08月12日
- 海外携帯電話
マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を司る郵電局(Direccao dos Servicos Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における電気通信分野の統計資料を更新した。
毎月の更新に伴い2024年6月末時点の情報を掲載しており、事実上の2024年第2四半期末時点の情報となっている。
携帯電話サービスの加入件数は1,419,522件で、2024年1月から6か月連続で増加したことになる。
2024年6月末時点でマカオ特別行政区の人口は約687,000人である。
そのため、おおよそのマカオ特別行政区における携帯電話サービスの人口普及率は約206.6%となる。
加入件数は契約種別の内訳も開示している。
第3世代移動通信システム(3G)はポストペイド回線が18,085件で、プリペイド回線が1,044件となった。
LTEはポストペイド回線が376,690件で、プリペイド回線が201,907件である。
第5世代移動通信システム(5G)はポストペイド回線が635,005件で、プリペイド回線が186,791件となっている。
ポストペイド回線とプリペイド回線の合計と占有率は3Gが19,129件で約1.3%、LTEが578,597件で約40.8%、5Gが821,796件で約57.9%を占める。
5Gの加入件数は2024年6月に80万件を突破した。
なお、3Gおよび5Gは通信の世代で、LTEは第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるが、郵電局は免許の種別で表記している。
統計資料はマカオ特別行政区の4社の移動体通信事業者(MNO)が集計の対象となっている。
スポンサーリンク