KDDIと沖縄セルラー電話、UQ mobileで5G SAサービスを提供
- 2024年12月18日
- KDDI-総合
KDDI CORPORATIONおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)はUQ mobileの携帯通信サービスで5G SAサービスを提供すると発表した。
UQ mobileの携帯通信サービスでは2024年12月19日から5G SAサービスを提供する。
5G SAサービスを利用する場合は5G SA契約に申し込み、5G SA対応機種を用意する必要がある。
将来的に5G SAサービスを任意加入の有料サービスとして提供する場合があるが、有料サービスとして提供する場合は事前に案内するという。
UQ mobileで取り扱う5G SA対応機種は全機種がスマートフォンである。
5G SAサービスの利用にはソフトウェアのアップデートが必要な機種と不要な機種が存在する。
KDDI CORPORATIONおよびOkinawa Cellular Telephone Companyは第5世代移動通信システム(5G)の無線方式としてNR方式を導入した。
従来の5Gサービスでは無線アクセスネットワーク(RAN)構成はノンスタンドアローン(NSA)構成に限り利用できたが、5G SAサービスではスタンドアローン(SA)構成も利用できる。
NSA構成は第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式と連携して動作するRAN構成である。
コアネットワークは4G向けのEPCを利用するほか、アンカーバンドとして機能するLTE方式に常時接続が必須となっている。
E-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)を適用してアンカーバンドで優先の搬送波となるLTE方式とNR方式で同時通信する。
SA構成はNR方式が単独で動作するRAN構成となる。
コアネットワークは5G向けの5GCで、アンカーバンドは不要である。
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