商用の5G無線アクセスユニットSamsung SFG-AA100ACがFCC通過
- 2018年02月28日
- 海外携帯電話
Samsung Electronics (サムスン電子)製の5G端末「SFG-AA100AC」が2018年2月23日付けで連邦通信委員会 (Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。
FCC IDはA3LSFG-AA100AC。
周波数は27.50~28.35GHzで認証を受けている。
SFG-AA100ACは第5世代移動通信システム(5G)に対応した無線アクセスユニットである。
Samsung Electronicsより商用の5Gに対応した固定無線アクセス(Fixed Wireless Access:FWA)向けソリューションの構成要素のひとつとして発表されている。
FCCで認証を受けた周波数より、5Gの有力な候補周波数帯とされる28GHz帯のミリ波(mmWave)に対応することが分かる。
米国のVerizon Wirelessが2018年に固定無線アクセス向けで5Gを商用化する計画で、Samsung ElectronicsがSFG-AA100ACを含めたソリューションをVerizon Wirelessに納入する予定である。
なお、Verizon Wirelessは2018年中に少なくとも米国のカリフォルニア州サクラメントで固定無線アクセス向けの5Gを商用化し、Samsung Electronicsのソリューションを導入する方針を発表している。
FCCではラベルが公開されている。
ラベルからは韓国(南朝鮮)、中国、ベトナムの工場で製造することが分かっている。
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