IIJがフルMVNOとして提供するJapan Travel SIMを発売
- 2018年03月15日
- MVNO
Internet Initiative Japan (以下、IIJ)はフルMVNOとして提供する「Japan Travel SIM」を2018年4月2日に発売すると発表した。
IIJは一時帰国者や訪日外国人向けにプリペイド型のSIMカードとしてJapan Travel SIMを2014年9月より提供しているが、新たにフルMVNOとして独自のSIMカードを発行する。
移動体通信事業者(MNO)から基地局など無線アクセス設備の提供を受けて運営する仮想移動体通信事業者(MVNO)の中で、フルMVNOはMNOのコアネットワーク設備の一部である加入者管理機能(HLR/HSS)を自社で保有および運用するため、柔軟なサービスの提供が期待できる。
あらかじめ高速通信用のデータ通信容量が含まれたSIMカード入りのパッケージとなり、SIMロックフリーの端末にSIMカードを装着して本体の設定を行うだけでデータ通信を使える。
NTT DOCOMO、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)、SoftBankおよびWILLCOM OKINAWA (ウィルコム沖縄)の端末を利用する場合、原則としてSIMロックの解除が必要となる。
SIMカードのサイズはNano SIM (4FF)サイズ、Micro SIM (3FF)サイズ、Mini SIM (2FF)サイズに切り抜ける。
データ通信容量は1.5GBと3GBの2種類を用意し、必要に応じてデータ通信容量を追加できる。
利用期間は初回通信日より30日間となっている。
通信速度はNTT DOCOMOが提供するLTEサービスのエリア内で下り最大788Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
対応言語はパッケージが日本語、英語、中国語(簡体中文)、サービス説明ページが日本語、英語、中国語(簡体中文)、電話サポートが日本語、英語、中国語である。
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