トライバンドLTE対応のドコモ向け富士通製端末FMP100-CSMK2-BRBが技適通過
- 2012年09月10日
- docomo-FUJITSU
総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を2012年6月に通過した端末が公示された。
NTT docomo向けのFUJITSU製LTE/W-CDMA端末「FMP100-CSMK2-BRB」が2012年6月15日付けでTELECを通過した。
FMP100-CSMK2-BRBは下記の無線種別でTELECを通過している。
第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第11号の19に規定する特定無線設備
モバイルネットワークはLTE 2100(B1)/1500(B21)/800(B19) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI/XIX) MHzで通過している。
LTE方式の通信はLTE 2100(B1) MHzとLTE 1500(B21) MHzとLTE 800(B19) MHzのトライバンドに対応していることが分かる。
尚、東名阪バンドであるW-CDMA 1700(IX) MHzには非対応となっており、Bluetoothや無線LANの周波数帯でも通過していない。
FMP100-CSMK2-BRBは未発表端末のメーカー型番である。
対応周波数帯から考えて、NTT docomo向けの端末と考えられる。
Bluetoothや無線LANに非対応であることから、スマートフォンやタブレット型端末ではなさそうである。
FMP100-CSMK2-BRBと似た型番としてはFMP101-CSMK2-FFAも存在している。
いずれも試作機止まりとなる可能性が高いと推測しているが、FUJITSUがNTT docomo向けにトライバンドLTEに対応した端末を開発していることは間違いなさそうである。
・総務省電波利用ホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。