北朝鮮当局、平壌公演で訪朝の南側芸術団にスマホを提供
- 2018年04月07日
- DPRK
朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)政府は平壌公演のために訪朝した大韓民国(以下、南朝鮮)の芸術団にスマートフォンを提供したことが分かった。
北朝鮮国内では国際ローミングを利用できないため、芸術団の平壌公演の開催に先立ち、南朝鮮政府は芸術団の関係者が北朝鮮国内で使用できる携帯電話の提供を要請していた。
北朝鮮政府は南朝鮮政府の要請に応じて、10台のSIMカードが挿入されたスマートフォンを提供した。
芸術団の関係者に提供したスマートフォンはPyongyang2417 (평양2417)で、Arirang (아리랑)ブランドより人気が低いPyongyang (평양)ブランドを冠したスマートフォンとなる。
Pyongyang2417は2016年に発売されたエントリークラスのスマートフォンで、価格は邦貨換算額で2万円前後である。
中国のGionee Communication Equipment (深圳市金立通信設備)が製造を担当しており、ハードウェアはGIONEE P5 Miniがベースとなっている。
また、北朝鮮政府は南朝鮮の共同取材団にインターネット接続環境を提供するなど、南朝鮮側の関係者の利便性を向上すべく最大限の支援を実施したという。
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