SK Telecom、北南首脳会談の中継で5Gを活用
- 2018年04月23日
- 海外携帯電話
朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)の金正恩国務委員長と大韓民国(以下、南朝鮮)の文在寅大統領は2018年4月27日に軍事境界線上の板門店で北南首脳会談を開催する。
北南首脳会談の開催に伴い、南朝鮮で最大手の移動体通信事業者(MNO)であるSK Telecomは北南首脳会談の中継で第5世代移動通信システム(5G)を活用すると発表した。
北南首脳会談の取材に世界各国から記者が集まる見込みで、南朝鮮政府は京畿道高陽市一山西区に位置する一山KINTEXにプレスセンターを設置する予定である。
SK Telecomはプレスセンターに5Gの基地局と5Gに対応したタブレットを配備し、取材陣に5Gを通じて北南首脳会談の模様を中継する。
ヘッドマウントディスプレイも配備する予定で、5G 360度VRライブ配信を実施するという。
一部の記者を除いて原則として取材陣は板門店に入れず、プレスセンターに集結するため、ヘッドマウントディスプレイを利用して北南首脳会談の場をプレスセンターで体験できるようにする狙いがある。
SK Telecomは5Gなど最先端の情報通信技術を積極的に活用し、北南融和の歴史的な瞬間をリアルタイムで伝えると説明している。
また、5Gの商用化に向けて南朝鮮の5G技術を幅広く知らせる契機になるとのことである。
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