豪州のSingtel Optus、MVNOのVirgin Mobile (Australia)を閉鎖か
- 2018年04月23日
- 海外携帯電話
シンガポールのSingapore Telecommunications (新加坡電信:Singtel/新電信)の全額出資子会社で豪州の移動体通信事業者(MNO)であるSingtel OptusはVirgin Mobile (Australia)を閉鎖することが外国メディアの報道で分かった。
Virgin Mobile (Australia)はSingtel Optusのネットワークを利用した仮想移動体通信事業者(MVNO)で、英国のVirgin.comと締結したブランドライセンス契約に基づいてVirgin Mobileブランドで展開しており、豪州で最初の仮想移動体通信事業者でもある。
豪州ではTelstraやSingtel Optusを筆頭に第5世代移動通信システム(5G)に向けた投資を加速しており、また豪州では第4の移動体通信事業者としてTPG Telecomが新規参入する予定で、競争のさらなる激化が予想される。
そんな中でVirgin Mobile (Australia)は仮想移動体通信事業者であるが、料金は決して安くはなく顧客離れが進み、またVirgin.comに支払うブランドライセンス料が高額で、Virgin Mobile (Australia)の収益性は低下していた。
そのため、Singtel OptusはVirgin Mobile (Australia)を閉鎖する方針を固め、Virgin Mobile (Australia)の契約者をSingtel Optusに移行させるための準備を進めているという。
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