アルジェリアで携帯電話事業者などがインターネットを遮断、カンニング対策で
- 2018年06月22日
- 海外携帯電話
アルジェリアの移動体通信事業者(MNO)や固定通信事業者(FNO)はインターネット接続を遮断したことが分かった。
アルジェリアでは高校の卒業試験を実施しており、スマートフォンなどを用いたカンニングを防止するため、移動体通信事業者でMobilisブランドを展開するATM Mobilis、Djezzyブランドを展開するOptimum Telecom Algerie、Ooredooブランドを展開するWataniya Telecom Algerie、固定通信事業者のAlgerie Telecomがインターネット接続を遮断したという。
インターネット接続の遮断はアルジェリア政府の指示に基づいて実施しており、2018年6月20日から2018年6月25日まで卒業試験の実施時間はインターネット接続を遮断する。
具体的なインターネット接続を遮断する時間は2018年6月20日が8時30分~9時30分(中央欧州時間)、11時30分~12時30分(同)、15時~16時(同)、2018年6月21日と2018年6月23日から2018年6月25日までが8時30分~9時30分(同)および15時~16時(同)となっている。
なお、アルジェリア全土の2,000ヶ所に卒業試験の実施場所があり、カンニングを防ぐため電波妨害機、監視カメラ、金属探知機などが配備されている。
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