タイの洞窟遭難で携帯電話事業者各社が移動基地局車を派遣
- 2018年07月01日
- 海外携帯電話
タイのAdvanced Info Service (AIS)の子会社で移動体通信事業者(MNO)のAdvanced Wireless Network (AWN)、True Corporationの子会社で移動体通信事業者のTrue Move H Universal Communication (TUC)、Total Access Communicationの子会社で移動体通信事業者のdtac TriNetはタイ北部で発生した洞窟での遭難を支援するため移動基地局車を派遣したと明らかにした。
タイのチェンライ県にあるタムルアン洞窟において、2018年6月23日より少年ら13人が大雨に伴う水位上昇でタムルアン洞窟に閉じ込められた。
大雨が続くなど悪天候が影響して捜索は難航し、2018年6月30日時点で発見に至っていないが、移動体通信事業者各社は捜索を支援する目的で、2018年6月24日以降に移動基地局車と専門チームを順次派遣しており、タムルアン洞窟とその周辺の通信環境を強化した。
また、一部の移動体通信事業者は飲料水の提供など、通信環境の整備以外にも救助隊員の支援を実施している。
通常時の通信環境の整備状況も気になるところであるが、まずは全員が無事で早期に発見されることを願うばかりである。
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