エジプト当局がSNS規制を強化へ、フォロワー5000以上が対象
- 2018年07月23日
- 海外携帯電話
エジプト当局はSNSへの規制を強化することが分かった。
SNSにおいて一定の影響力を持つ個人のアカウントを監視の対象とする法案をエジプト議会で可決した。
具体的にはTwitterやFacebookなどのSNSでフォロワー数が5,000以上であれば、個人のアカウントでも新聞社などと同様にメディアとして扱い、エジプト当局による監視の対象とする。
また、監視の対象となる個人のアカウントが虚偽の情報を発信し、エジプト当局がフェイクニュースを拡散したと判断すれば、メディアと同様に刑事罰を科すことができる。
虚偽の情報はエジプト当局が判断することになるが、基本的にエジプト政府への批判などが虚偽の情報とみなされる可能性が高い。
エジプトでは経済政策や言論統制などでエジプト政府への批判が噴出しており、すでに多くの拘束者や逮捕者が出ているが、SNSを通じた批判の拡大および抗議デモへの発展などを抑え込む狙いがあると思われる。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。