サンマリノのTIM San Marinoが5Gネットワークの運用を開始

イタリアのTIMの子会社でサンマリノの移動体通信事業者(MNO)であるTIM San Marinoは第5世代移動通信システム(5G)ネットワークの運用を開始したと発表した。

イタリアと接するサンマリノのファエターノで商用の5Gネットワークの運用を開始したという。

5Gは標準化団体である3GPP (3rd Generation Partnership Project)の規格に準拠と案内しており、3GPPで5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式と分かる。

まずはサンマリノ政府より割当を受けた3.5GHz帯の周波数を利用する。

通信設備はフィンランドのNokiaより調達しており、Nokiaと協力して2018年末までにサンマリノ全土を完全に5Gネットワークでカバーする計画である。

サンマリノが欧州で最初の5G国家になるとアピールしている。

また、ミリ波(mmWave)の26GHz帯もサンマリノで利用する予定という。

イタリアでは700MHz帯、3.5GHz帯、26GHz帯で5Gを導入することが確定したが、イタリアに囲まれたサンマリノでもイタリアと同じ3.5GHz帯と26GHz帯を導入する。

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