香港のSmarTone、iPhone XSとiPhone XS MaxでLAAを利用可能に
- 2018年09月26日
- Apple関連
香港特別行政区の移動体通信事業者(MNO)であるSmarTone Mobile Communications (数碼通電訊)はApple製のスマートフォン「Apple iPhone XS」および「Apple iPhone XS Max」においてLAA (Licensed Assisted Access)を利用可能とする方針を明らかにした。
SmarTone Mobile Communicationsは2018年8月末にLAAを商用化しており、当初の対応端末はSony Mobile Communications製のSony Xperia XZ2 Premiumのみとなっている。
AppleはApple iPhone XSおよびApple iPhone XS MaxがLAAに対応すると案内しているが、SmarTone Mobile Communicationsは近いうちにApple iPhone XSおよびApple iPhone XS MaxでSmarTone Mobile CommunicationsのLAAを利用可能となるよう努めると説明している。
なお、LAAはアンライセンスバンド(非免許帯域)でLTE通信を利用する技術である。
アンライセンスバンドでLTE通信を利用する技術としてはLAAのほかにLTE-U (LTE-Unlicensed)やMulteFireも存在するが、MulteFireはアンライセンスバンドのみでLTE通信を利用する。
LAAおよびLTE-Uはライセンスバンド(免許帯域)におけるLTE通信の補助としてアンライセンスバンドを利用し、ライセンスバンドとアンライセンスバンドのアグリゲーションで活用する技術となる。
LAAにはLBT機能があり、LTE-UにはLBT機能がなく、LBT機能の有無がLAAとLTE-Uの主要な違いのひとつである。
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