SK Telecom、世界初となるキャリアアグリゲーション対応フェムトセルのデモを実施
- 2014年03月03日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者であるSK Telecomはスペインのバルセロナで開催されたMWC 2014で世界初となるキャリアアグリゲーションに対応したフェムトセルのデモを実施した。
Broadcomと共同でデモを実施したことを明らかにしている。
LTE-Advancedの主要技術の一つで、異なる帯域を束ねて利用するキャリアアグリゲーションをフェムトセルで実現したものである。
SK Telecomは2010年に韓国初のW-CDMA対応フェムトセルを実用化し、2011年12月にはLTE対応フェムトセルを開発して2012年6月に実用化していた。
キャリアアグリゲーション対応したフェムトセルは2014年下半期に開発を完了し、2015年に実用化させる予定である。
フェムトセルは主に屋内で集中的にトラフィックが発生する地点や、局所的に電波状況が悪い地点を対策するための超小型基地局である。
キャリアアグリゲーション対応のフェムトセルを実用化させることで、商業施設内や地下鉄等でも高速なLTE-Advancedを使用可能になるとしている。
・SK Telecom
http://blog.sktworld.co.kr/4485
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