キーレス・コネクタレスのスマホMeizu zeroを披露、SIMスロット排除でeSIMに
- 2019年01月23日
- Android関連
中国のMeizu Technology (珠海市魅族科技)はスマートフォン「Meizu zero (魅族 zero)」を公開した。
あらゆるキー類や接続端子類を排除したキーレスかつコネクタレスのスマートフォンとなり、本当に穴がない携帯電話を意味する真無孔手机と称する。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 845 Mobile Platform (SDM845)を搭載しており、CPUはオクタコアとなっている。
ディスプレイは左右に向けて湾曲した約5.99インチのフレキシブル有機ELで、指紋認証センサが統合されている。
カメラはリアにSony IMX380とSony IMX350で構成されるデュアルカメラ、フロントに約2000万画素のカメラを備える。
SIMカードはeSIMを内蔵しており、SIMカードスロットは排除した。
IP68に準拠した防水性能や防塵性能を有する。
充電は無線充電のみとなり、Super mCharge Wirelessと呼ばれる高速な無線充電に対応している。
生体認証はディスプレイ一体型の指紋認証のほかに、フロントのカメラを用いた顔認証を利用できる。
スピーカーをディスプレイに内蔵したmSound 2.0を導入し、独立したスピーカーも排除した。
本体はセラミックユニボディを採用する。
キー類はタッチセンサを採用しているため、物理的なキーは搭載しない。
Meizu zeroは最終的な商用製品ではないため、具体的なスペック、発売時期、価格などは公開しておらず、中国における発売時期は中国の移動体通信事業者(MNO)によるeSIMサービスの状況に左右される場合があるという。
なお、中国の移動体通信事業者各社は条件付きでeSIMサービスを提供しているが、スマートフォン向けにeSIMサービスを提供する場合は工業和信息化部(Ministry of Industry and Information Technology:MIIT)が制度を整備したうえで、移動体通信事業者は工業和信息化部より認可の取得が必要となる可能性がある。
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