ミクスネットワークがTD-LTE方式互換の地域BWA高度化方式の免許を取得
- 2019年02月15日
- Regional BWA
愛知県のMicsnetwork Corporationは地域広帯域移動無線アクセス(以下、地域BWA)の高度化方式の無線局免許を取得したことが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が電波利用ホームページに掲載した情報より判明している。
Micsnetwork Corporationは2019年2月7日付けで地域BWAの高度化方式の無線局免許を取得した。
無線局免許の数は2局で、送受信所はいずれも愛知県岡崎市である。
監視制御所は大阪府大阪市西区となっているため、Hanshin Cable Engineering (阪神ケーブルエンジニアリング:HCE)のコア設備を利用すると分かる。
地域BWAは制度改正によって従来のWiMAX方式より高速な通信速度などを実現する地域BWAの高度化方式の導入が認められ、地域BWAの高度化方式としてTD-LTE方式と高い互換性を有するAXGP方式またはWiMAX Release 2.1 Additional Elements方式(WiMAX R2.1 AE方式)の運用が可能となった。
Hanshin Cable Engineeringのコア設備を利用することから、Micsnetwork Corporationは通信方式にAXGP方式を採用し、通信速度は下り最大220Mbps/上り最大10Mbpsで提供する見込み。
なお、下り最大220Mbpsは4×4 MIMOを適用時で、2×2 MIMOを適用時は下り最大110Mbpsとなる。
Micsnetwork Corporationは岡崎市に本社を置く企業で、サービスの対象区域は岡崎市のみである。
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