タイのTrue Corporationが2018年通期の業績を発表
- 2019年03月08日
- 海外携帯電話
タイのTrue Corporationは2018年第4四半期および2018年通期の業績を発表した。
2018年第4四半期の連結売上高は前年同期比16.7%減の339億4,900万タイバーツ(約1,195億円)、当期純損益は前年同期比159.8%減の30億5,200万タイバーツ(約107億円)の赤字となった。
また、2018年通期の連結売上高は前年比15.2%増の1,627億7,300万タイバーツ(約5,732億円)、当期純利益は前年比1176.7%増の69億5,800万タイバーツ(約245億円)である。
2018年第4四半期は前年同期比で減収と赤字転落を記録したが、2018年通期では増収増益を達成した。
また、TrueMove H事業の売上高は2018年第4四半期が前年同期比18.3%減の268億4,800万タイバーツ(約945億円)、2018年通期が前年比7.7%増の1,198億5,100万タイバーツ(約4,220億円)で、連結売上高のうちTrueMove H事業は2018年第4四半期が79.1%、2018年通期が73.6%を占めており、True Corporationにとって最大の事業となっている。
2018年第4四半期末時点の事業データも公開されている。
TrueMove H事業の加入件数はポストペイド契約が前年同期比10.5%増の760万5,000件、プリペイド契約が前年同期比6.3%増の2,161万4,000件、ポストペイド契約とプリペイド契約の合計が前年同期比7.3%増の2,921万8,000件となった。
すべての加入件数のうちポストペイド契約の比率は26.0%、プリペイド契約の比率は74.0%である。
2018年通期のタイバーツ(THB)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド契約が前年比3.1%減の470タイバーツ(約1,655円)、プリペイド契約が前年比0.9%増の118タイバーツ(約416円)、ポストペイド契約とプリペイド契約の総合が前年と変わらず208タイバーツ(約732円)となっている。
なお、TrueMove H事業はTrue Corporationの子会社であるTrue Move H Universal Communication (TUC)およびReal Move (RMV)を通じて手掛けており、ライセンス上はTrue Move H Universal Communicationが移動体通信事業者(MNO)、Real Moveが仮想移動体通信事業者(MVNO)となる。
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