iPad Air (第3世代)とiPad mini (第5世代)で追加・削除されたLTE Band

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米国のAppleはタブレット「Apple iPad Air (第3世代)」および「Apple iPad mini (第5世代)」を公開した。

iPad Airシリーズでは2014年10月に発表したApple iPad Air 2以来で約4年半ぶり、iPad miniシリーズでは2015年9月に発表したApple iPad mini 4以来で約3年半ぶりの新機種となった。

久々の新機種となり、Wi-Fi + CellularモデルはLTE Bandが先代機種から大幅に追加された。

Apple iPad Air 2およびApple iPad mini 4のWi-Fi + Celluarモデルは型番が1種類のみで、Apple iPad Air 2がA1567、Apple iPad mini 4がA1550である。

A1567とA1550は対応するLTE Bandが共通で、LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2/B25)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/ 850(B5)/800(B18/B19/B20/B26)/ 700(B13/B17/B28/B29) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHzに対応する。

Apple iPad Air (第3世代)およびApple iPad mini (第5世代)のWi-Fi + Cellularモデルはそれぞれ2種類の型番を用意しており、Apple iPad Air (第3世代)がA2123とA2153、Apple iPad mini (第5世代)がA2124とA2126である。

LTE BandはA2123とA2124が共通で、またA2153とA2126が共通となる。

A2123とA2124はLTE (FDD) 2600(B7)/2300(B30)/2100(B1)/ 1900(B2/B25)/1800(B3)/ 1700(B4/B66)/1500(B11/B21)/ 900(B8)/850(B5)/ 800(B18/B19/B20/B26)/ 700(B12/B13/B14/B17/B28/B29) MHz, LTE (TDD) U-NII(B46)/2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHzに対応し、A2153とA2126がLTE (FDD) 2600(B7)/2300(B30)/2100(B1)/ 1900(B2/B25)/1800(B3)/ 1700(B4/B66)/1500(B11/B21)/ 900(B8)/850(B5)/ 800(B18/B19/B20/B26)/ 700(B12/B13/B14/B17/B29)/600(B71) MHz, LTE (TDD) U-NII(B46)/2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHzに対応する。

A2123およびA2124では先代機種からLTE (FDD) 2300(B30)/1700(B66)/ 1500(B11/B21)/700(B12/B14) MHz, LTE (TDD) U-NII(B46)/2000(B34) MHzが追加されており、削除されたLTE Bandはない。

A2153およびA2126では先代機種からLTE (FDD) 2300(B30)/1700(B66)/1500(B11/B21)/ 700(B12/B14)/600(B71) MHz, LTE (TDD) U-NII(B46)/2000(B34) MHzが追加されており、LTE (FDD) 700(B28) MHzが削除された。

Appleがこれまでに発売したiPhoneやiPadではLTE (FDD) 700(B28) MHzとLTE (FDD) 600(B71) MHzが共存しておらず、LTE (FDD) 600(B71) MHzを利用する国で販売するA2153とA2126ではLTE (FDD) 600(B71) MHzを追加する代わりに、当該国では利用しないLTE (FDD) 700(B28) MHzはやむなく削除したと思われる。