NTTドコモ、米領グアムでドコモ5Gオープンラボ GUAMを開設

NTT DOCOMOは米領グアムでDOCOMO 5G Open Lab GUAM (ドコモ5Gオープンラボ GUAM)を開設したと発表した。

2019年3月27日にDOCOMO 5G Open Lab GUAMを開設しており、NTT DOCOMOの完全子会社で米領グアムおよび米自治領北マリアナ諸島の移動体通信事業者(MNO)であるDOCOMO PACIFICが運営する。

開設場所は米領グアムにあるDOCOMO PACIFICの本社社屋内となる。

2020年の第5世代移動通信システム(5G)の商用化に向けて、ドコモ5Gオープンパートナープログラムに参画している日本国内外の企業や団体が外国の5Gの実験基地局装置などを無償で利用できる技術検証環境を提供する目的でDOCOMO 5G Open Lab GUAMを設置したと説明している。

ドコモ5Gオープンラボは常設の5Gの検証用環境となり、日本国内では東京都新宿区でドコモ5Gオープンラボ Yotsuya、大阪府大阪市でドコモ5Gオープンラボ OSAKA、沖縄県那覇市でドコモ5Gオープンラボ OKINAWAを開設済みである。

DOCOMO 5G Open Lab GUAMは4ヶ所目のドコモ5Gオープンラボとなり、日本国外に設置される初めてのドコモ5Gオープンラボとなる。

DOCOMO 5G Open Lab GUAMでは様々な国と地域のソリューションを提供する企業やソリューションを利用する企業と5Gを活用した実証実験を実施する計画で、実証実験はNTT DOCOMOとDOCOMO PACIFICがともに支援するという。

米領グアムでは2019年夏以降には屋外における5Gの検証環境を整備する計画も明らかにしている。

なお、DOCOMO 5G Open Lab GUAMが設置されたDOCOMO PACIFICの本社社屋は米領グアムのタムニンに位置する。

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