SK Telecomとサムスン電子が5G高度化と6G開発で協力
- 2019年06月24日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK Telecomと韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)は第5世代移動通信システム(5G)の高度化および第6世代移動通信システム(6G)の研究開発に関する業務協約を締結したと発表した。
SK TelecomとSamsung Electronicsは業務協約に基づいて5Gの高度化と6Gの研究開発を共同で推進する。
5Gの高度化では最高レベルの5Gサービスを提供するため、ネットワークから端末まで全方位的に協力するという。
また、ミリ波の(mmWave)の28GHz帯を利用した5Gの導入に向けて協力するほか、高信頼および低遅延通信の実現、車車間通信および路車間通信、スタンドアローン(SA)の導入、アンテナ技術の高度化、5Gを活用したソリューションの研究や商用化などでも協力する計画である。
6Gの研究開発では緊密な協議を通じて6Gの技術要件を導出し、主要な技術を発掘および開発する。
また、6Gを活用した新規事業の研究も進める方針という。
SK TelecomはSamsung ElectronicsのほかにフィンランドのNokiaやスウェーデンのEricssonとも同様の業務協約を締結している。
Samsung Electronics、Nokia、EricssonはいずれもSK Telecomが5Gの通信機器ベンダとして選定した企業である。
SK Telecomは5Gの商用化で緊密に協力してきた主要な通信機器ベンダと5Gの高度化や6Gの研究開発でも緊密に協力し、6Gの時代でも移動体通信技術の進化の先頭に立つと表明した。
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