FirstNetを米領グアムとCNMIに拡大、NTTドコモ傘下のドコモパシフィックが支援
NTT DOCOMOの完全子会社で米領グアムおよび米自治領北マリアナ諸島の移動体通信事業者(MNO)であるDOCOMO PACIFICはFirstNetを米領グアムおよび米自治領北マリアナ諸島で展開すると発表した。
FirstNetは米国の第一応答者ネットワーク庁(First Responder Network Authority)が提供するLTEベースの公共安全用通信である。
周波数は700MHz帯のみを使用しており、LTE BandとしてはBand 14に該当する。
第一応答者ネットワーク庁は米国の政府機関である商務省(Department of Commerce:DOC)傘下の電気通信情報局(National Telecommunications and Information Administration:NTIA)が電気通信情報局内の独立機関として設立しており、官民連携で原則としてAT&T MobilityがFirstNetのネットワークの構築を担う。
米国の50州、首都・ワシントンD.C.、米自治領プエルトリコ、米領ヴァージン諸島、米領サモア、そして米領グアムおよび米自治領北マリアナ諸島でFirstNetを展開することが決定しているが、そのうち米領サモア、米領グアム、米自治領北マリアナ諸島はAT&T Mobilityの営業区域外である。
そのため、AT&T Mobilityの営業区域外ではAT&T Mobilityが選定した移動体通信事業者がFirstNetの整備を担当する。
米領グアムおよび米自治領北マリアナ諸島ではAT&T MobilityによってDOCOMO PACIFICがFirstNetを整備する移動体通信事業者として選定されたため、DOCOMO PACIFICが米領グアムおよび米自治領北マリアナ諸島でFirstNetの整備を進める。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。