ファーウェイ星法人、プロモーションに伴う混乱で謝罪
- 2019年07月30日
- Android関連
中国のHuawei Technologies (華為技術)のシンガポール法人であるHuawei Internationalはナショナル・デーに向けたプロモーションについて謝罪したことが分かった。
シンガポールは2019年8月9日に独立記念日にあたるナショナル・デーを迎えるが、それに合わせてHuawei Internationalはプロモーションを実施した。
プロモーションの内容はHUAWEI Y6 Pro 2019を格安で販売する内容である。
2019年8月9日にシンガポールが独立から54年目を迎えるため、定価が198シンガポールドル(約16,000円)のHUAWEI Y6 Pro 2019を54シンガポールドル(約4,300円)で販売することにした。
カラーバリエーションはMidnight BlackとAmber Brownの2色から選べる。
期間は2019年7月26日から2019年7月28日で、Huawei Concept Store、Huawei Service Centre、その他の選択された小売店が対象となる。
54シンガポールドルで購入できる対象の顧客は限られており、2019年12月31日時点で50歳以上のシンガポール国民またはシンガポール永住者と定められていた。
また、購入には有効な身分証明書を持参し、一人あたりの購入できる台数は2台までに制限された。
このような条件でプロモーションを展開し、初日の2019年7月26日には対象の店舗で開店の数時間前から行列ができた。
しかし、Huawei Internationalがプロモーション用として用意した在庫が少なく、初日の開店直後に完売して購入できない顧客も多く、失望の声が多く寄せられていた。
Huawei Internatonalは3日間にわたり実施すると予告していたため、潤沢な在庫が用意されると誤解を与えたとの指摘もある。
多数の顧客をシンガポール警察が出動して管理する事態になり、2019年7月26日の午後は安全上の理由から特定の店舗の営業を中止するなど混乱が見られた。
一連の騒動を受けて、Huawei Internationalは早朝から並んだ顧客に失望を与えたことを謝罪する声明文を発表した。
また、Huawei Internationalは2019年7月27日からChallengerの店舗において、数量限定で定価が998シンガポールドル(約79,000円)のHUAWEI Mate 20を568シンガポールドル(約45,000円)で販売するプロモーションを実施する計画であったが、先のプロモーションの混乱を受けて見合わせることになった。
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