SIMフリー版のHTC U11にAndroid 9 Pieを提供開始

台湾のHTC (宏達国際電子)の日本法人であるHTC NIPPONはスマートフォン「HTC U11」のSIMロックフリー版に対してOSのバージョンアップの提供を開始したと明らかにした。

SIMロックフリーで販売されるHTC U11を対象として、2019年9月26日よりOSのバージョンアップを配信している。

バージョンアップを適用するとOSのバージョンはAndroid 9 Pie Versionに上がる。

主な更新内容にはステータスバーの変更、音量調節バーの変更、マナーモードおよびサイレントモードの設定方法や設定値の変更、通知パネルのデザインの変更と機能の追加、クイック設定パネルのデザインの変更、画面記録の機能の強化、着信画面および通話中画面の改善、機能設定の設定項目の変更などが含まれている。

より詳細な更新内容はHTCが公式ウェブサイトに掲載している。

バージョンアップは端末単体で適用することができる。

正常にバージョンアップが完了すれば、ソフトウェアのビルド番号は3.37.454.1となる。

バージョンアップを実施すると元のバージョンには戻せず、またAndroid 9 Pie VersionではHTC Sync Managerに対応しないため、バージョンアップを実施する前のデータのバックアップにはHTC Sync Managerを利用しないよう求めている。

また、バージョンアップを実施する場合は、電池残量が十分な状態で実施する必要がある。

アップデートファイルの容量が大きいため、無線LANに接続してバージョンアップを実施するよう案内している。

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