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KDDI、エリクソンを5G通信機器の主要ベンダに選定



スウェーデンのEricssonはKDDIより第5世代移動通信システム(5G)を展開するための主要な通信機器ベンダに選定されたと発表した。

EricssonはKDDIと5Gの通信機器の供給に係る契約を締結したという。

Ericssonは契約に基づいて、無線システムポートフォリオの製品およびソリューションを含めた無線アクセスネットワーク機器をKDDIに供給する。

Ericssonが供給する5Gの通信機器を導入することで、KDDIが3.7GHz帯および28GHz帯を使用して商用の5Gサービスを展開できるようになると説明している。

2015年11月よりEricssonとKDDIの5Gに関する協業が始まり、4年近くにわたる緊密な協業の結果、5Gを展開するための主要な通信機器ベンダに選定されたという。

なお、KDDIは5G向けの周波数としてサブ6GHz帯の3.7GHz帯およびミリ波(mmWave)の28GHz帯を総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)より割当された。

帯域幅は3.7GHz帯が隣接しない100MHz幅と100MHz幅で合計が200MHz幅、28GHz帯が400MHz幅となる。

2020年3月に3.7GHz帯および28GHz帯を使用して5Gサービスを商用化する予定である。

これまでに、EricssonのほかにフィンランドのNokiaもKDDIから5Gを展開するための主要な通信機器ベンダに選定されたと発表している。

KDDIは複数の通信機器ベンダを採用して5Gを展開することになり、KDDIの連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)はKDDIと共通の通信機器ベンダを採用して5Gを展開すると思われる。

Ericsson

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