東京アンテナ工事、墨田区と地域BWA協定を締結

東京都のTokyo Antena Kouji (東京アンテナ工事)は東京都墨田区と地域広帯域移動無線アクセス(以下、地域BWA)に関する協定を締結したことが分かった。

Tokyo Antena Koujiは2019年12月24日に墨田区と地域BWAに関する協定を締結したという。

さらなる詳細に関しては公表していない。

地域BWAに関する協定の締結に先立ち、墨田区は災害時における安定的な通信の確保などを目的として、地域BWAに関する協定を締結する事業者を2019年10月に募集していた。

選定までの具体的な経緯までは明らかにされていないが、少なくともTokyo Antena Koujiが応募した模様で、墨田区はTokyo Antena Koujiを地域BWAに関する協定を締結する事業者として選定し、地域BWAに関する協定の締結に至った。

Tokyo Antena Koujiは墨田区と接する東京都葛飾区東新小岩に本社を置く企業で、すでに葛飾区では総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications：MIC)より地域BWAの高度化方式の無線局免許を取得している。

地域BWAの高度化方式としてLTE (TDD)方式と高い互換性を確保したAXGP方式を導入しており、Wireless City Planningのコア設備に接続していることが分かっている。

墨田区でも葛飾区と同様にWireless City Planningのコア設備に接続し、地域BWAの高度化方式としてAXGP方式を導入する可能性が高い。

なお、葛飾区では2019年12月2日より葛飾BWAとして地域BWAの高度化方式を活用して葛飾区に限定したインターネット接続サービスを提供している。

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