GMOインターネット、ローカル5Gの免許申請を発表
- 2020年01月06日
- Local 5G
GMO Internetはローカル5Gの導入に向けてローカル5Gの無線局免許を申請すると発表した。
グループ本社のセルリアンタワーおよび第2本社の渋谷フクラスの2拠点でローカル5Gの環境を整備するために、ローカル5Gの無線局免許を申請するという。
GMO Internetはローカル5Gの導入によって、グループの商品やサービスと第5世代移動通信システム(5G)の融合を推進する。
また、社内のコミュニケーションスペースであるシナジーカフェ GMO YoursをIT業界の開発者などに対して社外向けの5Gの実験試験環境として開放する計画である。
ローカル5Gは地域の需要や多様な産業分野の個別の需要に応じて、様々な事業体が地域限定で柔軟に構築して利用できる5Gとなる。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は先行してミリ波(mmWave)の28GHz帯の100MHz幅を使用したローカル5Gの制度を整備し、2019年12月24日よりローカル5Gの免許の申請を受け付けている。
ローカル5Gでは通信方式として標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入できる。
ローカル5Gの導入初期はNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)構成ではなく、LTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成を採用する見通し。
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