ラトビアのTele2 Latviaが5Gサービスを開始
- 2020年01月23日
- 海外携帯電話
ラトビアの移動体通信事業者(MNO)であるSIA Tele2は第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。
2020年1月20日よりNR方式に準拠した5Gサービスの提供を開始している。
まずはダウガフピルスおよびイェルガヴァに5Gの基地局を設置しており、両都市の一部で5Gサービスを利用できる。
ダウガフピルスでは鉄道駅付近、イェルガヴァではドベレとの間の高速道路付近に5Gの基地局を設置しているという。
SIA Tele2の5Gサービスに対応した端末を利用していれば、自動で5Gネットワークにアクセスが可能である。
なお、SIA Tele2では5Gサービスに対応した端末として中国のHuawei Technologies (華為技術)製のスマートフォン「HUAWEI Mate 20 X (5G) (EVR-N29)」を取り扱い、価格は999ユーロ(約122,000円)に設定されている。
5Gの通信設備はフィンランドのNokiaより調達した。
5Gサービスの提供エリアの拡大に向けて次に5Gの基地局を設置する場所の評価を進めつつ、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式の整備も継続する方針を示している。
これまでに、ラトビアで5Gサービスを商用化した移動体通信事業者はなく、SIA Tele2がラトビアで初めて5Gサービスを商用化した移動体通信事業者となった。
なお、SIA Tele2はスウェーデンのTele2 ABの完全子会社である。
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