Vodafone、MWC Barcelona 2020の参加を中止

英国のVodafone Groupはスペインのバルセロナで開催されるMWC Barcelona 2020への参加を中止すると明らかにした。

Vodafone Groupは慎重に検討した結果、MWC Barcelona 2020への参加を中止することを決定したと説明している。

従業員、顧客、パートナーの安全を最も重視して決定したとのことである。

また、次のMWC Barcelonaに参加することを楽しみにしているという。

MWC Barcelona 2020は携帯電話の業界団体であるGSM Association (GSMA)が主催し、2020年2月24日から2020年2月27日まで開催される。

GSM Associationは安全を確保するための複数の措置を発表しているが、それにも関わらず多くの主要な企業が相次いでMWC Barcelona 2020への参加を中止すると発表している。

欧州の主要な通信事業者としてはドイツのDeutsche Telekomや英国のBritish Telecommunicationsが参加の中止を正式に発表したほか、フランスのOrangeも参加を中止する方針と伝えられている。

欧州の通信機器ベンダとしてはスウェーデンのEricssonやフィンランドのNokiaも参加の中止を発表しており、主役クラスの複数の企業が参加を断念した。

なお、日本企業としてはNTT DOCOMO、Rakuten Mobile (楽天モバイル)、Sonyが参加の中止を決定している。

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