欧州の大手通信事業者各社がMWC Barcelona 2020の参加を中止、Deutsche Telekomなど
- 2020年02月12日
- 海外携帯電話
ドイツのDeutsche Telekomおよび英国のBritish Telecommunicationsはスペインのバルセロナで開催されるMWC Barcelona 2020への参加を中止したことが分かった。
Deutsche TelekomはTwitterの公式アカウントを通じてMWC Barcelona 2020に参加しないことを決定したと明らかにした。
MWC Barcelona 2020に参加しないことは簡単な決定ではないが、従業員と来訪者の健康を優先すると説明している。
また、MWC Barcelonaは素晴らしい展示会であり、MWC Barcelona 2021を楽しみにしているという。
Deutsche Telekomはドイツのほか欧州各国や米国で移動体通信事業を手掛けており、欧州の主要な通信事業者のひとつである。
British Telecommunicationsは慎重な議論と検討の結果、MWC Barcelona 2020に参加しないことを決定したと発表した。
GSM Association (GSMA)のような重要な業界団体への参加を大切にし、参加者を保護するための各種措置も深く尊重するが、残念ながら最も責任ある決定は従業員と顧客を保護するために参加を撤回することと説明している。
なお、British Telecommunicationsは英国のBT Groupの完全子会社で、BT Groupは英国の移動体通信事業者(MNO)であるEEを完全所有する。
ほかにフランスのOrangeやオランダに本社機能を置くVEONなどもMWC Barcelona 2020への参加を中止したとの情報が伝えられている。
MWC Barcelona 2020は2020年2月24日から2020年2月27日まで開催される予定であるが、多くの主要な企業が参加の中止を発表している状況にある。
Twitter – Deutsche Telekom
British Telecommunications
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