144Hz駆動ディスプレイのnubia Red Magic 5Gを発表、16GB RAMモデルも
- 2020年03月13日
- Android関連
中国のZTE (中興通訊)の関連会社で同国のNubia Technology (努比亜技術)はNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「nubia Red Magic 5G (努比亜 紅魔 5G)」を発表した。
ゲーム用途を重視して開発されたゲーミングスマートフォンである。
OSにはAndroid 10をベースとするRedmagic OSを採用している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platformを搭載する。
CPUはオクタコアで動作周波数は最大2.84GHzとなっている。
ディスプレイはリフレッシュレートが最大144Hzの約6.65インチFHD+(1080*2340)AMOLEDである。
カメラはリアにメインの約6400万画素CMOSイメージセンサ、超広角レンズの約800万画素CMOSイメージセンサ、マクロレンズの約200万画素CMOSイメージセンサで構成されるトリプルカメラ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はNR (TDD) 4500(n79)/3500(n78)/2500(n41) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/850(B5)/ 800(B18/B19/B20/B26)/700(B12/B17) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V)/800(XIX) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式はスタンドアローン(SA)構成とノンスタンドアローン(NSA)構成の両方に対応したデュアルモード5Gとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)も利用できる。
SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズを採用している。
Bluetoothおよび無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz)にも対応する。
システムメモリの容量が8GBで内蔵ストレージの容量が128GBのモデル(以下、8GB+128GBモデル)、システムメモリの容量が12GBで内蔵ストレージの容量が128GBのモデル(以下、12GB+128GBモデル)、システムメモリの容量が12GBで内蔵ストレージの容量が256GBのモデル(以下、12GB+256GBモデル)、システムメモリの容量が16GBで内蔵ストレージの容量が256GBのモデル(以下、16GB+256GBモデル)が用意される。
電池パックは内蔵式で、容量は4500mAhとなる。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cである。
生体認証はディスプレイ一体型の指紋認証を利用できる。
カラーバリエーションは通常版が3色展開で、通常版に加えて透明版も用意している。
Nubia Technologyにとって最初の5Gに対応した商用のスマートフォンとなり、中国で2020年3月19日の10時(中国標準時)に発売することが決まっている。
価格は通常版の8GB+128GBモデルが3,799人民元(約57,000円)、12GB+128GBモデルが4,099人民元(約62,000円)、12GB+256GBモデルが4,399人民元(約66,000円)、16GB+256GBモデルが4,999人民元(約75,000円)、透明版の12GB+256GBモデルが4,599人民元(約69,000円)、16GB+256GBモデルが5,199人民元(約78,000円)である。
グローバル向けにも販売する予定であるが、具体的な発売時期は明らかにされていない。
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