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楽天モバイル、JTOWERの屋内インフラシェアリングの利用開始



JTOWERは移動体通信事業者(MNO)として新規参入するRakuten Mobile (楽天モバイル)が屋内インフラシェアリングの利用を開始したと発表した。

JTOWERによると同社が提供する屋内インフラシェアリングに関して、Rakuten Mobileが利用を開始したと案内している。

JTOWERが提供する屋内インフラシェアリングは大型の商業施設、オフィスビル、ホテル、病院など日本国内で運用中の施設が150件を超えており、施設内の効率的な携帯通信環境の整備と安定した運用が実現できているという。

また、導入予定の施設は約100件と順調に拡大していることも明らかにした。

これまで、JTOWERが提供する屋内インフラシェアリングはRakuten Mobileを除いた既存の移動体通信事業者(MNO)が利用してきたが、2020年1月より一部の施設でRakuten Mobileが利用を開始した。

対象の施設ではRakuten Mobileの自社ネットワークとして携帯通信環境が整備されることになり、施設内でRakuten Mobileの顧客の利便性の向上が期待される。

屋内インフラシェアリングを運用中の施設ではすでに構築した共用設備を利用できるため、移動体通信事業者が単独で設備を導入する場合と比べて短期間かつ低コストで携帯通信環境を整備できるという。

なお、Rakuten Mobileは2020年4月8日に移動体通信事業者として商用化することが決まっている。

商用化の当初は通信方式および周波数は第4世代移動通信システム(4G)のLTE (FDD)方式の1.8GHz帯(Band 3)を運用する。

2020年6月には第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を導入する計画も明らかにしている。

JTOWER

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