GSMA、MWCのバルセロナ開催を2024年まで延長

携帯電話の業界団体であるGSM Association (GSMA)はMWC Barcelonaの開催を2024年まで延長することで開催都市側関係当局などと合意したと発表した。

これにより、少なくとも2024年まではGSM Associationが主管する携帯電話業界最大の展示会はMWC Barcelonaとしてスペインのバルセロナで開催することになる。

GSM Associationは2021年に開催するMWC Barcelona 2021から2024年に開催するMWC Barcelona 2024までスペイン政府、カタルーニャ州、バルセロナ市と連携していくという。

2015年の時点でGSM Associationと開催都市側関係当局は2023年までバルセロナで開催することで合意していたため、バルセロナにおける開催は1年の延長となる。

開催都市側当局にはバルセロナ市議会、カタルーニャ自治政府、スペインの産業エネルギー観光省(Ministry of Industry, Energy and Tourism)、Fira de Barcelona、バルセロナ観光局(Tourism de Barcelona)が含まれている。

2020年はMWC Barcelona 2020の開催を中止したが、MWC Barcelona 2021は困難な時期を終えて経済を回復させていく過程の一部になるだろうと期待感を示している。

MWC Barcelona 2021は2021年3月1日から2021年3月4日の日程で開催される予定である。

なお、MWC Barcelonaは前身の展示会も含めて33年の歴史で初めて開催が中止された。

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