5G対応のROG Phone 3となるASUS_I003Dが台湾のNCCを通過
- 2020年07月11日
- Android関連
台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「ASUS_I003D」が2020年6月23日付けで台湾の国家通訊伝播委員会(National Communications Commission:NCC)の認証を通過した。
認定番号はCCAM204G0070T7。
モバイルネットワークはNR (TDD) 3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/ 1800(B3)/900(B8)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/1800(III)/900(VIII) MHz, GSM 900 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANは2.4GHz帯に加えて5GHz帯の利用も可能で、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応する。
ASUS_I003Dは未発表端末の型番である。
ASUSTeK Computerがゲーミングスマートフォンとして準備しているROG Phone 3の型番のひとつとなることが分かっている。
国家通訊伝播委員会は電気通信分野の規制を司る台湾の政府機関で、スマートフォンを含めた携帯端末を台湾で正規に販売するためには国家通訊伝播委員会の認証を取得する必要がある。
ASUS_I003Dが国家通訊伝播委員会の認証を取得したため、ROG Phone 3を台湾で発売するための準備を進めていると考えられる。
なお、ASUSTeK Computerは2020年7月22日の23時(国家標準時間)よりROG Phone 3 Grand Launch Eventと題してROG Phone 3の発表会をグローバル向けに開催する予定である。
米国のQualcommの完全子会社で同国のQualcomm Technologiesが開発したQualcomm Snapdragon 865 Plus 5G Mobile Platformの発表に関するプレスリリースでASUSTeK ComputerはROG Phone 3で採用することを認めており、ROG Phone 3はチップセットにQualcomm Snapdragon 865 Plus 5G Mobile Platformを搭載することが決定的となっている。
Qualcomm Snapdragon 865 Plus 5G Mobile Platformを搭載した最初のスマートフォンのひとつとなる見込み。
また、これまでにASUSTeK Computerは第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したスマートフォンを製品化しておらず、ROG Phone 3はASUSTeK Computerにとって最初の5Gに対応したスマートフォンになると思われる。
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