日本でmotorola razr 5Gを発売か、XT2071-4が技適通過
- 2020年09月02日
- Android関連
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。
米国のMotorola Mobility製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「XT2071-4」が2020年8月18日付けでドイツのCTC advancedを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。
工事設計認証番号は202-SMI028。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/ 800(B18/B19/B26)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過しており、無線LANは2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
XT2071-4は未発表端末の型番である。
工事設計認証に先立ち中国の中国強制認証(China Compulsory Certification:CCCまたは3C)を2020年7月2日付けで通過しており、機器の種別は5G数字移動電話機に分類されている。
工事設計認証では第5世代移動通信システム(5G)のNR方式で認証を受けていないが、5G数字移動電話機は5Gに対応した携帯電話を指すため、5Gに対応したスマートフォンであることは決定的となっている。
過去の事例を参照すると、工事設計認証では遅れてNR方式の認証を受ける事例が少なくないため、それと同様と思われる。
また、日本の認証である工事設計認証を取得したため、日本で発売するために準備を進めていると考えられる。
すでに中国の認証機関を通過した事実から、日本と中国を含めたグローバルで展開する5Gに対応したスマートフォンとなる見込み。
これまでに、Motorola Mobilityは5Gに対応したスマートフォンとしてmotorola edge、motorola edge+、moto g 5G plus、motorola one 5Gを発表しているが、型番はmotorola edgeがXT2063シリーズ、motorola edge+がXT2061シリーズ、moto g 5G plusおよびmotorola one 5GがXT2075シリーズに該当するため、XT2071シリーズのXT2071-4はグローバル向けにも未発表と分かる。
中国ではMotorola Mobilityの中国法人であるMotorola Mobility Technologies (China) (摩托羅拉移動技術(中国))がrazrシリーズの新機種を示唆しているほか、過去にMotorola Mobilityにとって最初のフォルダブルスマートフォンであるmotorola razrの5G版を中国で発売する方針を示したこともある。
そのため、XT2071-4はmotorola razrの後継機種として期待されるmotorola razr 5Gに該当する可能性がある。
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