NTTドコモ向け聯想製dtab Compact (ELF-8605L)がBluetooth認証を通過
- 2020年10月02日
- docomo-Lenovo
NTT DOCOMO向けの中国のLenovo (Shanghai) Electronics Technology (聯想(上海)電子科技)製のLTE/W-CDMA端末「ELF-8605L」が2020年9月28日付けでBluetooth SIGの認証を通過した。
Bluetoothモジュールのバージョンは5.0。
メーカー型番で認証を受けているが、認証ページでは製品の説明としてdtab Compactと記載されており、NTT DOCOMOが展開するdtab Compactの新機種となる見込みで、最終的にはNTT DOCOMOの型番規則に沿った型番が付与されると思われる。
また、先に米国の政府機関である連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過しており、連邦通信委員会が公開した資料には設備名称がdtab Compact、ブランド名称がNTT docomoと記載されていた。
連邦通信委員会の認証を通過した時点で判明していたが、Bluetooth SIGで公開された情報からもdtab Compactの新機種と確認できる。
Bluetooth SIGでは認証の申請者がシンガポールのLenovo (Singapore)であるが、製造者は連邦通信委員会の認証の申請者であるLenovo (Shanghai) Electronics Technologyとなる。
Lenovo (Shanghai) Electronics Technologyは中国の上海市を拠点に通信機器などの開発および製造を手掛け、日本向けも含めて多くのタブレットを製造した実績を有する。
これまでに、SoftBankがSoftBankブランド、SoftBankおよびWILLCOM OKINAWA (ウィルコム沖縄)がY!mobileブランドのラインナップで発売したタブレットも製造を担当した。
日本の移動体通信事業者(MNO)を通じて発売したタブレットは取扱説明書の製造元には香港特別行政区のLenovo PC HKと記載されるため、dtab Compactの新機種も製造元としてはLenovo PC HKと記載される可能性が高いと考えられる。
なお、Lenovo (Singapore)、Lenovo (Shanghai) Electronics Technology、Lenovo PC HKはいずれも香港特別行政区のLenovo Group (聯想集団)の子会社である。
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