楽天モバイル、5Gサービスの料金プランを発表

Rakuten Mobile (楽天モバイル)は第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に準拠した5Gサービスの料金プランを発表した。

2020年9月30日の15時30分より5Gサービスを商用化しており、同時に5Gサービスを利用できる料金プランも提供を開始している。

5Gサービスの料金プランは1種類で、Rakuten UN-LIMIT V (ラクテン・アンリミット・ファイブ)を用意する。

月額料金は3,278円に設定されており、先着300万人を対象に1年間は月額料金を無料とするキャンペーンも条件を満たせば適用できる。

5Gサービスを利用できることを除けば、基本的に従来のRakuten UN-LIMIT 2.0と共通の内容であるため、Rakuten UN-LIMIT 2.0は2020年9月30日の15時30日以降は新規契約が不可となった。

新規契約の場合は2020年9月30日の15時30分から契約を受け付け、既存の回線は2020年10月12日から2020年11月30日にかけて自動的にアップグレードされるほか、my 楽天モバイルでは2020年9月30日の15時30分よりプランの変更を受け付けている。

月間データ通信容量は楽天回線では無制限で、パートナーエリアでは5GBとなり、5GBを超過後は当月末まで通信速度が最大1Mbpsに制限される。

なお、楽天回線はRakuten Mobileが自ら基地局を設置して整備するネットワークとなり、パートナーエリアはRakuten Mobileがローミング協定を締結したKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)のネットワークを利用する。

国際ローミングは66の国と地域が対象で、国際ローミングでは月間データ通信容量が2GBに設定されており、2GBを超過後は当月末まで通信速度が最大128kbpsとなる。

日本国内または国際ローミングで月間データ通信容量が不足する場合はデータチャージを追加購入できるが、日本国内と国際ローミングの両方で追加が必要な場合はそれぞれ個別に購入する必要がある。

データチャージは1GBで550円、2GBで1,100円、3GBで1,650円、4GBで2,200円、5GBで2,750円となっている。

ほかに、Rakuten Linkを利用した通話は日本国内から日本国内への発信が無制限、海外のうち指定の66の国と地域から日本国内への発信が無制限、その他の場合は国または地域別の従量課金となるが、980円の月額料金で日本国内や海外から海外への発信が無制限となる国際通話かけ放題も用意している。

また、Rakuten Linkを利用したSMSは日本国内と海外のうち指定の66の国と地域であれば無制限で、その他の国と地域は全角70文字あたり100円となる。

Rakuten Linkを使用しない通常の音声通話は日本国内から日本国内への発信が30秒あたり22円、その他の場合は国または地域別の従量課金、通常のSMSは日本国内が全角70文字あたり3.3円、海外が全角70文字あたり100円で利用できる。

表記の金額はすべて税込で、国際サービスの利用料金は課税対象外である。

Rakuten Mobileは5Gサービスの商用化に伴い、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式とNR方式も運用することになる。

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