韓国の5G加入件数は約925万件に
- 2020年12月10日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK Telecom、KT Corporation、LG U+として展開するLG Uplusが2020年第3四半期の業績を発表した。
2020年9月30日に終了した3ヶ月間となる2020年第3四半期の業績の発表に伴い2020年9月30日時点の携帯通信サービスの加入件数も案内している。
携帯通信サービスの加入件数はSK Telecomが前年同期比0.6%増の3,144万件、KT Corporationが前年同期比2.6%増の2,233万3,000件、LG Uplusが前年同期比8.7%増の1,626万5,000件である。
加入件数を基準にSK Telecomが最大手の状況に変わりはない。
韓国全体では合計で7,003万8,000件に達しており、2020年第3四半期中に7,000万件を超えた。
通信方式別の加入件数も公表しており、第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式を利用できる5G契約の加入件数はSK Telecomが前年同期比177.4%増の426万2,000件、KT Corporationが前年同期比166.6%増の281万3,000件、LG Uplusが前年同期比148.3%増の217万3,000件となった。
韓国全体の5G契約は合計で924万8,000件となり、携帯通信サービスの加入件数のうち13.2%を占めている。
移動体通信事業者別の5G契約の加入率はSK Telecomが13.6%、KT Corporationが12.6%、LG Uplusが13.4%となり、最大手のSK Telecomが最も高いことが分かる。
5G契約の加入件数は前期比25.5%増を記録しており、2020年第4四半期中に1,000万件を上回る見込み。
また、加入件数を基準とした移動体通信事業者別の占有率も算出できる。
携帯通信サービスの加入件数を基準とするとSK Telecomが44.9%、KT Corporationが31.9%、LG Uplusが23.2%である。
5G契約の加入件数に限定するとSK Telecomが46.1%、KT Corporationが30.4%、LG Uplusが23.5%となる。
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