vivo X60シリーズ、チップセットにSamsung Exynos 1080を初採用

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中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)はvivo X60シリーズのスマートフォンではチップセットにSamsung Exynos 1080を採用すると案内した。

Samsung Exynos 1080は韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)が開発を主導したスマートフォンをはじめとした携帯端末向けの第5世代移動通信システム(5G)に対応したチップセットである。

Samsung Exynos 1080の発表会はSamsung Electronicsの完全子会社で中国のShanghai Samsung Semiconductor (上海三星半導体)が中国で開催しており、発表会ではvivo Mobile CommunicationがSamsung Exynos 1080の開発に参加したことやvivo Mobile Communications製のスマートフォンでSamsung Exynos 1080を採用することも公表していた。

そのため、vivo Mobile CommunicationsがSamsung Exynos 1080を搭載したスマートフォンを発売することはSamsung Exynos 1080を発表した時点で分かっていた。

ただ、vivo Mobile Communicationsは新たに製品名とともに情報を公開しており、vivo X60シリーズはチップセットにSamsung Exynos 1080を搭載すると予告している。

vivo X60シリーズを意味するvivo X60系列として案内しているため、vivo X60シリーズで複数のスマートフォンを発表する見込みで、そのうち少なくとも1機種はSamsung Exynos 1080を搭載することになると思われる。

また、vivo Mobile Communicationsはvivo X60シリーズのスマートフォンが世界で初めてSamsung Exynos 1080を採用するスマートフォンになることも明確化した。

これまでに、vivo Mobile Communicationsとしては複数のスマートフォンでSamsung Electronics製のチップセットを採用した実績がある。

中国で2019年12月16日に発表したvivo X30シリーズのvivo X30およびvivo X30 ProがSamsung Electronics製のチップセットを搭載した最初のvivo Mobile Communication製のスマートフォンとなった。

なお、vivo X30およびvivo X30 ProはSamsung Exynos 980を搭載する。

vivo X30シリーズで採用したチップセットの後継のチップセットをvivo X60シリーズで採用することになる。

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