マイクロソフト、2画面端末Surface Duoを米国以外でも発売へ

米国のMicrosoftはモバイルデバイス「Surface Duo」を米国以外でも発売する計画をMicrosoftが公式に運営するMicrosoft Devices Blogを通じて明らかにした。

Surface Duoは2019年10月2日に開発を発表し、2020年9月10日より販売を開始しているが、当初は米国に限定して販売している。

ただ、Microsoft Devices Blogでは米国以外でもSurface Duoを発売する計画を案内しており、2021年初めにカナダ、英国、フランス、ドイツでもSurface Duoを発売する予定という。

2021年初めにより多くの情報を共有すると説明しており、カナダ、英国、フランス、ドイツにおける具体的な発売日、価格、販路などの詳細は2021年初めに発表すると思われる。

これまでに、Surface Duoは1930の型番で日本の認証である電波法に基づく工事設計認証を2020年6月15日付けで取得しているが、日本におけるSurface Duoの発売の計画に関しては言及していない。

なお、Microsoftによると米国で2020年8月12日にSurface Duoの詳細を公表および予約の受け付けを開始してから、米国以外でSurface Duoを発売する時期に関する質問が多く寄せられたという。

Surface Duoは折り畳み式の本体に2枚のディスプレイを搭載したモバイルデバイスである。

OSにはAndroid 10を採用しており、チップセットはQualcomm Snapdragon 855 Mobile Platformを搭載する。

ディスプレイは2枚の約5.6インチで解像度が1350*1800のAMOLEDを搭載し、カメラは約1100万画素CMOSイメージセンサを備える。

通信方式はLTE/W-CDMA/GSM方式に対応している。

Bluetooth 5.0および無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)も利用できる。

システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量は128GBと256GBを用意する。

電池パックの容量は3577mAhとなり、充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cである。

生体認証は指紋認証に対応している。

カラーバリエーションはGlacierの1色展開となる。

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