国際版のSamsung Galaxy S21+がFCC通過、5G NRを含む対応バンドが判明
- 2020年12月19日
- Android関連
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SM-G996B/DS」が2020年12月18日付けで米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。
FCC IDはA3LSMG996B。
モバイルネットワークはNR (FR1, FDD) 1700(n66)/850(n5) MHz, LTE (FDD) 1900(B2/B25)/ 1700(B4/B66)/850(B5)/ 800(B26)/700(B12/B13/B17) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、超広帯域無線(UWB)、NFC、無線給電の周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、無線LANの周波数は2.4GHz帯および5GHz帯を利用できる。
未発表端末の型番であるが、型番規則からSamsung Galaxy S20+の後継機種と考えられる。
また、型番規則からは日本、韓国、中国、北米を除いた世界で発売する事実上の国際版に相当することも分かる。
Samsung Galaxy S20+の後継機種はSamsung Galaxy S21+として発表される見込みであるため、Samsung Galaxy S21+の国際版に該当すると思われる。
FCCでは様々な情報が公開されている。
通信方式はNR (FR1, FDD) 2600(n7)/2100(n1)/1800(n3)/ 1700(n66)/900(n8)/850(n5)/ 800(n20)/700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 3700(n77)/3500(n78)/2600(n38)/ 2500(n41)/2300(n40) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2/B25)/ 1800(B3)/1700(B4/B66)/ 1500(B32)/900(B8)/850(B5)/ 800(B18/B19/B20/B26)/ 700(B12/B13/B17/B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 1700(IV)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
FCCでも認証を受けたが、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を利用できる。
電池パックの型番はEB-BG996ABYとなる。
製造はSamsung Electronicsの完全子会社でベトナムのSamsung Electronics Vietnamがベトナムのバクニン省で所有および運営する工場で行う。
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