スポンサーリンク

Sony Tablet S (SGPT113JP/S) レビュー



Sony Tablet S (SGPT113JP/S)を触ったので簡単にレビューを書いておく。
端末機は開発中で最終バージョンではないということを考慮して読んでもらいたい。
Sony Tablet SにはOSにAndroid 3.1 Honeycomb Versionを採用したモデルとAndroid 3.2 Honeycomb Versionを採用したモデルが存在する。
今回レビューしたモデルはHSPA+/HSPA/UMTS/EDGE/GPRSに対応したSGPT113JP/Sで、OSにはAndroid 3.2 Honeycomb Versionを採用している。
画面ロック解除画面は他のAndroid 3.x Honeycomb Versionを採用した端末と同一である。
$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~
フロントにはハードウェアキーは搭載していない。
クリアキーやホームキー等はステータスバーに表示されるソフトウェアキーとなる。
ホーム画面は5面となっている。
$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~
ホーム画面の左上にはショートカットを配置することが可能である。
Google検索は強制となっており、他は4つのアプリケーションを自由に配置することが出来る。
右上にはアプリケーション一覧画面のアイコンが配置されている。
$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~
ホーム画面を長押しするとウィジェットや壁紙等を設定する画面が表示される。
アプリケーションを配置する際は、アプリケーション一覧画面からも可能である。
$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~
アプリケーション一覧画面では独自UIを導入していることが明確に分かる。
カスタム、アルファベット順、インストール順のに並べ替えることが可能である。
$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~
アルファベット順とインストール順を選ぶと、1画面当たりに表示されるアプリケーションの数が少なくなる。
$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~
ディスプレイは視野角が広く、発色はまずまず良かった。
タッチパネルの感度は悪いという印象ではなかったが、良いとも感じなかった。
フリック操作で反応しなかったり誤反応する場面が少しあった。
現在使用中の端末によっては、反応速度や追従性に不満を感じることもありそうだ。
タッチパネルは最大で10点まで同時検知が可能だった。
$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~
アプリケーションによっては通常表示か拡大表示を選択することが可能で、下記の画像に写っている一番左のアイコンをタッチするとその選択が表示される。
$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~
標準ブラウザを操作してみた。
ソフトウェアキーボードはキーピッチが確保されており、タイピングしやすい印象だ。
数字キーは右に表示されており、わざわざ切り換えて数字キーを出す必要がないのは便利だと感じた。
ただ、ブラウザ上での文字入力はレスポンスが遅く感じた。
Sony Tablet Sに限ったことではなく、他のAndroid 3.x Honeycomb Versionを採用した端末でもブラウザ上での文字入力は不満を感じることはある。
$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~
ブラウザ上でのマルチタッチ及びスクロールは動画を撮影しておいた。

スムーズに動かない場面もあったが、普通に使用するうえで不満を感じることはあまり多くなさそうである。
標準ブラウザでのユーザーエージェントは下記の通り。
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 3.2; ja-jp; Sony Tablet S Build/THMAS02001) AppleWebKit/534.13 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Safari/534.13
カメラはリアとフロントに搭載している。
リアカメラはフォーカスが合いにくく、もう少し調整する必要があると感じた。
特にマクロ設定でマクロ撮影を行うと、フォーカスが合わず酷い仕上がりとなった。
どれだけ改善されるか期待しておきたいところである。
複数のベンチマークアプリケーションで性能測定を行っておいた。
ベンチマークアプリケーションでの測定結果は、状態によって数値が前後するのであくまでも参考程度にしておいてもらいたい。
使用したアプリケーションはAnTutu Benchmark、Linpack for Android、NenaMark1、NenaMark2の4種類である。
Quadrant Standard Editionではエラーが出たため、結果を得ることが出来なかった。
スコアはAnTutu Benchmarkでは4707、Linpack for Androidのマルチスレッド処理では55.301~58.403、NenaMak1では41.40、NenaMak2では19.00だった。
AnTutu Benchmarkの詳細なスコアは下記の画像の通り。
見にくいかもしれないが、2つに分けて撮影しておいた。
$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~
スコアは下記の通り。
$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~
Sony Tablet SのFingerprintは下記の通り。
1000.0MHz Sony/nbx03_006/nbx03:3.2/THMAS02001/02001.006:user/release-keys
CPUの動作周波数は216.0~1000.0MHzとなっている。
メモリの容量等は下記の画像の通り。
$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~
今回レビューしたSony Tablet Sのバージョン情報は下記の通り。
モデル番号:Sony Tablet S
Androidバージョン:3.2
ベースバンドバージョン:R3B01
カーネルバージョン:2.6.36.3 integ-build@build8 #1
ビルド番号:0.20.011112023

$Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~
全体を通して悪い印象は無かったが、タッチパネルやカメラでは改善が必要と感じた部分もあった。
偏重心デザインは良いor悪いではなく好きor嫌いに分かれるのではないかと思った。
持つ部分によっては厚さを感じ、持った感触がイマイチと感じるかもしれない。
Sony Tablet Sは発売済みのAndroid 3.x Honeycomb Versionよりも特に動きが良いというわけでもなく、スペックが突出しているわけでもない。
あえてSony Tablet Sを選ぶ必要はないかなと感じたのが正直な感想である。
LG Optimus Pad (L-06C)を所有している身にとっては新鮮味もあまり感じず、特に欲しいという気持ちにはなれなかった。
NTT docomoは2011年秋モデルとしてSony Tablet以外にも複数の10インチクラスのタブレット型端末を投入するので、タブレット型端末を検討しているのであれば他の端末も触って比べてから購入を決断する方が良さそうである。
動作速度等の感じ方は個人によって異なるので、購入を検討している場合は実際に実機を触ってから決断してもらいたいところである。
追記事項があれば、当記事に追記していく予定である。
Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~
Blog of Mobile!!~最新ケータイ情報~

スポンサーリンク

コメントを残す









  • follow us in feedly
  • Recent Entries


  • スポンサーリンク

    Instagram



  • Amazonアソシエイト

  • SNS

  • Calendar

    2023年10月
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    3031  
  • Archive

  • Select Category

  • LINK